1muffin ★2019/06/13(木) 13:39:37.50ID:Vtt0jzvD9 https://33man.jp/article/column42/007089.html
2019/6/12 12:00

 ボンバヘッ!でお馴染みのヒット曲『Bomb A Head!』のほか、DA PUMPの育ての親としても知られるm.c.A・T。日本屈指のプロデューサーの自伝的連載がスタートだぜっ!

中略
 北海道札幌市豊平区で生まれ育った俺っ!略
高校に進学してからはエレキギターを手にするんだけど、この頃になるとフォークソングよりもブラックミュージックに興味が出てきた。ラジオからドナ・サマーの『HOT STUFF』が流れたときの痺れる感覚、今でも忘れられない。経験したことない感覚だった! 

 その頃に同時に知ったのがジェームス・ブラウンとP-Funk。P-Funkの一角であるパーラメントの『Flash Light』を聴いたときもシビれたなぁ〜! 聴いたことないんだから!あんな曲! どんどん新しいジャンルが生まれていたあの頃、そんな時代を多感な10代で過ごせたことが、自分のベーシックな部分を築いたのかも。

 シンセサイザーが世の中に出始めたのもその頃で、冨田勲さんやクラフトワークの活躍でシンセサイザーが注目を浴びていた。そんななかでも一番ショッキングだったのはYMO! 冨田さんはクラシックだったし、クラフトワークくらい無機質だと当時は踊れなかった。お子ちゃまだったから。でもYMOはシンセサイザーミュージックなのにエモーショナルなダンスミュージック! なんか黒い感じ(特にベース!)も相まってYMOの虜になっちゃった。

 ニューロマンティックのムーブメントもすごかったから聴いていたけど、YMOのバランスのよさがとにかくヤバすぎたなー! そしたら、欲しくなるじゃん、シンセ欲しくなるじゃん! ただ手の届くところまで来たって言われてたモノシンセ(モノフォニックシンセサイザー/単音発声機能のみの機種)でも20万円代が多くて、普通の高校生には絶対無理。しかし、日頃の行いがよかったのでしょう……知人が貸してくれたんだよね。

 確かローランドの『SH-7』だったかな。重かったけど30分くらいかけて雪のなか引きずって運んだなぁ。2週間くらい借りたと思うけど、めっちゃおもしろかった! シンドラ(シンセドラム)でリズムを作って、2台のカセットレコーダーでピンポン録音。シンドラを叩く→レコーダーの内蔵マイクでカセットに録音→シンドラを録音したものを流しながらシンセベースを弾いて、別のカセットに録音→リズムたちを録音したものを流しながらシンセでメロディを弾いて、別のカセットに録音→オケを録音したものを流しながら歌を歌って、別のカセットに録音……。This is ピンポン録音! これが初めての宅録! 大変だったのは当時のカセットの回転数が一定じゃなくて少しずつ速くなっていくこと。だから最後に歌うときは半音かもっとキーが上がってた。あと、内蔵マイクで録ってるからノイズもしっかりピンポンだったよね(笑)! こんなことを高3の受験前にやっているので当然浪人ですわ……。

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214名無しさん@恐縮です2019/06/14(金) 03:35:26.70ID:XF4RJIwv0

Hammerかと思ったら富樫明生か

3名無しさん@恐縮です2019/06/13(木) 13:41:51.58ID:bEYMiRCw0

坂本龍一サンスト常連といえばテイ・トウワと高野寛と富樫明生