東京都は2日、新型コロナウイルスの感染者が新たに34人報告されたと発表した。30人以上になるのは5月14日以来19日ぶり。このうち、感染が相次いでいる武蔵野中央病院(東京都小金井市)の患者と職員計13人が占めた。都は夜の繁華街で感染が増えていることなどを踏まえ、感染再拡張の兆候がある場合に警告する「東京アラート」を初めて発動した。
都は休業要請を段階的に緩和する「ロードマップ」(行程表)で、東京アラートを経ても感染状況が悪化した場合には休業の再要請に踏み切るとしている。緩和は第2段階(第2ステップ)に移行しており、小池百合子知事は2日の都議会本会議でアラート発動によって即座にステップは変わらないとの認識を示した。
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