米警官、車いすの黒人男性を射殺

米国で、車いすに乗った黒人男性を、複数の警察官が射殺した場面を
携帯電話で撮影したとされる動画が物議を醸している。

平成27年9月23日に米デラウェア州ウィルミントンで白昼、撮影された映像に写っているのは、黒人男性のジェレミー・マクドールさん(28)。

駐車された車の後方で車いすに乗っているマクドールさんに対し、1人の警官が「手を見せろ」と繰り返し叫んでいる。

1発の発砲があった後、この警官は「手を見せろ」と続け、さらに「銃を捨てろ」と叫んでいる。

そこへ「手を上げろ、手を上げろ」と叫びながら他の警官たちが駆けつけて数秒後、複数の銃声が鳴り響き、マクドールさんは横に倒れ、車いすから落ちた。

マクドールさんは警官に命じられた通りに手を上げていないため、 実際に銃を所持していたかどうかはこの動画からは不明だ。マクドールさんは現場で死亡が確認された。

デラウェア州司法省は25日、「警官たちがデラウェア州法に従って行為していたかどうか」を究明するため、発砲について調査していると発表した。

AFPBB News 2015年9月27日(日)12時43分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150927-00000019-jij_afp-int

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