岩沼女性殺害事件 交際相手の男、殺人罪で起訴
2017年9月、宮城・岩沼市の空き地で、交際相手の女性を車でひいて殺害したとして逮捕・送検された塩釜市の56歳の男が、2018年3月28日、起訴された。
殺人の罪で起訴されたのは、塩釜市藤倉2丁目の元バス会社従業員・中川済治被告(56)。
起訴状などによると、中川被告は2017年9月、岩沼市の「千年希望の丘」近くの空き地で、当時交際していた仙台市太白区の無職・高松瑞絵さん(当時54)を、車でひいて転倒させたうえで、その後、車でさらに体をひいて、殺害したとされている。
高松さんの死因は、多発外傷による出血性ショック、または外傷性ショックで、仙台地方検察庁は、中川被告が殺意を持って高松さんを車でひいたとみている。
これまでの警察の調べに対し、中川被告は「現場で口論になって、高松さんが車から降りた。その後のことは知らない」と話し、殺害については「ほかの誰かがやった」と、否認しているという。
(2018/3/28 12:01)
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