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記事によると、今年7月、台北警察大安分局敦化南路派出所に、困っている日本人女性がいるとの連絡が入った。女性らは中山区で財布を紛失し、手元にはわずかな日本円とクレジットカードしかなかった。銀行で現金を引き出そうとしたものの身元確認などの問題でかなわず、途方に暮れていたという。
警官は2人を派出所に案内し、翻訳アプリを通じてコミュニケーションを取ったところ、2人は旅行で台湾に来ていて、当日は著名な観光地の九份を訪れる予定だったことが分かった。事情を知った警察官の陳昱豪さんは、2人に旅行を楽しんでもらいたいと自腹で1万台湾ドルを貸した。高額だったため女性らは「私たちを信じてくれるのですか?」と尋ねたが、陳さんは「大丈夫。あなたたちは良い人そうに見えるから」と笑顔で答えたという。
無事に観光を楽しんだ女性2人は翌日、日本にいる家族から急ぎ送金してもらい陳さんに1万台湾ドルを返却。九份での思い出話を話したほか、現地で飛ばしたランタン(天燈)の写真を貼り付けた手書きのカードを渡した。ランタンには中国語で「ありがとう敦化南路派出所」と書かれており、手紙には「おかげで台湾旅行を楽しめました。ぜひ私たちに会いに日本に来てください」とつづられていたという。(翻訳・編集/北田)
【日時】2023年08月24日 19:00
https://www.recordchina.co.jp/b919362-s25-c30-d0052.html
イケメンでお人好しで警察官ってスペック高すぎやろ…
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