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飲食店のテーブルに無料のトッピング品が置かれていることがあるが、無料であることをいいことに、それを大量消費する客もいるようだ。
だが、そうした客が飲食店を悩ませている現状がある。無料トッピングサービスをやめたラーメン店に、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が事情を聞いた。
【写真】牛丼店の紅生姜も常識の範囲で利用したい
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私が東京出張時に時々行っているラーメン屋がある日から、キムチや高菜の卓上無料サービスをやめました。今はゴマ・紅生姜・胡椒のみが卓上に置かれています。
キムチや高菜はラーメンに入れるもよし、ビールのつまみにするもよし、といった形で私は控えめに小皿に少し入れる程度でした。
しかし、中にはこれらを小皿一つ一つに山盛りにし、さらには追加でまた山盛りにする人もいるんです。
こうした行為が相次いだことから、その店ではこれらの無料サービスをやめることになりました。店主はこう語ります。
「元々はラーメンをよりおいしく食べてもらうために用意していたものです。あとは『味変』のためにも使ってもらえると思いました。
うちのラーメンが好きで通ってくれるお客さんに、喜んでもらいたかったんです。とはいえ、『無料のものを食べなくちゃ損だ』とばかりに大量に取る人がいるのも現実です。
無料といっても、こちらには仕入れ費用がかかっています。大量に取る人は一日数名でしたが、一人で10人分ぐらいを取っていく。
何より、せっかく丹精込めて作ったスープなのに、まさかのキムチラーメンのようになってしまう様を見るのは、私にはツラかった」
そうしたことから、これら3品の無料サービスを廃止することに踏み切ったと言います。
無料サービスをやめたら利益が増えるケースも
私も牛丼屋で、牛丼の上をビッシリと紅生姜まみれにする客を見かけたことがあります。
どう考えても大量過ぎるように思うのですが、本人は「別に量の制限はないのだから私の勝手だ。私は紅生姜が大好きなのだ」と主張するでしょう。
しかし、これをやる客が一定割合を越えると、店としても看過できなくなる。
当然原価がかさむうえに、「紅生姜丼だ!」などとSNSに公開されてネタにされるとマネする客も出てしまう。
あくまでも紅生姜や高菜は店側のサービスで置いてあるわけで、ラーメンや牛丼に少し加えることでよりおいしくするもの。
それら無料のものをどっさり取ることは店は想定していないのに、それをやる者が時々いる。となると、こうした客対策として、これらが撤去される事態になり、「全体不最適」状態になってしまうのです。
以前、某日本そばチェーンの社長が、卓上にサービスで置いていたネギをやめたところ、利益がかなり増えたと言っていました。
それまでネギは入れ放題だったのですが、あまりにも多く入れる客がいたのでしょう。過剰なネギの使用が利益を圧迫していたのです。
いかそ
「大量にキムチを取る人がいて…」 卓上の無料トッピングサービスを廃止せざるを得なかったラーメン店店主の苦悩
https://news.yahoo.co.jp/articles/aeba27b0b032c272f05636734d7dce40b33b2907
からやまのイカの塩辛も最初から少ししか入ってない容器で渡されるようになったな
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Source: http://www.negisoku.com/index.rdf
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