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毎日出社し、直接顔を合わせてミーティング。作業の合間や休憩中にも雑談し、ときには皆と飲みに行く──。
そんな社内コミュニケーションの姿は、コロナ禍をまたいだこの4年間で大きく変容した。
オンラインでの打ち合わせが当たり前になり、今もフルリモート体制を継続する企業も少なくない。
「同じ部署の同僚と、ほとんどリアルで顔を合わせたことがない」という話はもはや、珍しくなくなった。
記者自身、以前は週4回は顔を出していた編集部に、今年はまだ1度しか行っていない。
6割が職場飲み会ナシ
職場での「飲み会離れ」も進んでいる。日本生命が昨年10月、約1万人を対象に行ったインターネットアンケートでは、 「今年度、職場の方との“飲みニケーション”はありましたか?」との問いに66.0%が「あまりなかった」「なかった」と回答した。
また、半数超の人が職場での飲みニケーションを「不要」「どちらかといえば不要」としている。
企業主導の忘年会・新年会についても実施をやめる企業が多い。
東京商工リサーチが昨年10月に行った調査では、コロナ禍前の2019年末の忘年会または20年初の新年会を実施した企業2760社のうち、1039社が23年末の忘年会や24年初の新年会を実施しない予定と回答した。
4割近い企業がコロナ禍前は開催していた忘年会・新年会を取りやめたことになる。
都内にある従業員60人ほどの会社の総務担当者はこう話す。
「19年までは全社員が一堂に会する忘年会を毎年実施していました。以前から飲み会を嫌がる社員はいたかもしれませんが、そうした声はほとんど聞こえませんでした。
ただ、コロナ禍の3年間取りやめていた影響か、『なくても困らない』 『参加したくない』という声が増えてきて、23年も実施を見送りました。社員同士で飲みに行く機会もかなり減ったように感じます」
全文
職場で進む「飲み会離れ」 忘年会を見送った企業「参加したくない声が増えた」
https://dot.asahi.com/articles/-/219479
もともと必要ないから
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