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最強レベル「海洋熱波」で異変が この夏も北日本で気温上昇か
【略】
ホヤが成長しない “存続の危機”
独特の苦みと甘みのある味わいで人気の東北の珍味、「ホヤ」は毎年、6月から8月にかけて旬を迎えます。
しかし、宮城県石巻市寄磯浜で長年、ホヤやホタテの養殖や加工を手がける遠藤仁志さん(61)はことしはホヤの成長が進まず、過去に経験したことがないと驚きを隠しません。
遠藤さんは毎朝、AM5時半ごろに沖合にある養殖場からホヤを水揚げし、近くの加工場で8人の従業員が水揚げしたばかりのホヤの身をむいて海水に浸しています。
遠藤さんによりますと昨年のこの時期の養殖場の水温は16度前後でしたが、昨年8月 ごろから高い状態が続き、今月は22度ほどにまで上昇しているということです。
この影響で通常、水揚げの際には15センチほどのホヤがことしは10センチほどと3分の2程度の大きさにしか成長せず、中には死んでしまった個体もありました。
遠藤さんによりますと、水温の急激な上昇の影響でえさとなるプランクトンが死滅し、ホヤが栄養を取り込めず成長できなくなっているということです。
また、遠藤さんはホヤの表面に付着した海藻や小さな貝などの活動が活発になり、酸素やプランクトンなどをうまく取り込めなかったことも成長を妨げている要因ではないかと考えています。
ホヤの成長が見込めないことなどから、例年8月まで行っていた水揚げを今年は今月いっぱいまでと決めています。
遠藤さんの会社では昨年、80トンあまりあったホヤのむき身の生産がことしは6%の 5トンほどで、売り上げも1割以下にとどまっているということです。
【以下略。さまざまな海産物への影響の記事あり】
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240719/k10014516901000.html
不気味な食べ物NO1
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